2019/03/25 10:00
こんにちは、清水の朝倉農園です。
今年は、清水の原地区の畑をいくつか借りることになり、新園地での剪定と改植作業をしています。
静岡県中部エリアは静岡県庁所在地でありながら、海に山にと自然も豊かなところです。
ですが、平らな場所には住宅が広がり、畑といえば山の斜面といった環境のため、厳しい農作業は高齢化が進む中で続けられずに放棄するといった状況になりつつありました。
みかんの栽培がされなくなったら、清水の街はますます衰退します。。。。
そんな中で、東名自動車道の整備にともない、中部農林事務所の事業として県営畑地帯総合整備が行われ、より良い農業が行われる場所として平坦化した土地への改良と集約が行われました。
そういった改良区が10以上もあるのです。
自然が好きで、パーマカルチャーを学んだ私にとっては、区画整理された農地は今までに見たことのない畑であり、正直、衝撃!!!でした。
これは自然ではない?!
それでも、急斜面の畑作業を経験してみると、もう少しなだらかな土地であったら危なくないし、果樹の世話ももっと丁寧にできるのにと思うと、土地の改良整備というものがどれほど望まれたものであったのかということが理解できるのでした。
いや本当に、急な斜面で滑った時に、みかんの枝をロープがわりにどんだけ掴んだことか。。。
そして、自然の摂理はどんな場所でも生きている(生かすことができる)ということ。
山の上の畑からの眺めは絶景ですが、それとは別に、この高台の改良区での「みかん狩り」イベントで「子連れでも楽しめます」「車でも来やすくて良かった」「ここからの眺めもイイですね」と言っていただけると、こういう園地もあると安心して皆さんに来ていただけるのでありがたいなと。
時期が来たら、ご贔屓にしてくださっている皆様に「みかん狩り」企画のご案内できるようにしたいと思っています。
ぜひ、園地に遊びに来てください。