2021/01/22 22:06
1月16日、静岡県柑橘振興基金協会と柑橘果樹課による「第54回静岡県貯蔵ミカン品評会」が行われました。
貯蔵ミカンは231点が出品されたそうですが、今年の朝倉農園の結果は、24位の3等賞でした😃。昨年に続いての3等でなかなか壁が越えられませんが、今年は訪虫🐛などによる果皮の傷も多く、さらに貯蔵中の乾燥も例年になく酷かったことを考えると踏み止まった感もあり、これからの一年も自然に寄り添って頑張ろうと思うのでした💪。
この品評会は県産貯蔵ミカンの貯蔵技術と中晩生柑橘の栽培技術の向上が目的なのだそうです。
この先、湿度管理のできる最新✨貯蔵庫ではなくても冬の乾燥の酷さを改善する方法なども開発されると嬉しいです。
審査は農研機構果樹茶業研究部門カンキツ研究領域研究員、県果樹研究センター研究員ら20人の方が、形状や玉ぞろいなどの外観と、肉質・食味の内容、鮮度充実の貯蔵性をみて行われています。
朝倉農園では、園長の剪定技術や防除のタイミングが良いのか、低・減農薬でも綺麗なみかんと同業の方々に評されますが、上位入賞には外観のポイントは高く、満点ほどの美しさというのは逆に言えば病害虫の影響がない薬剤散布が徹底されている(農薬漬け?!)ということにも繋がる気もしてどこかジレンマを感じてしまうのでした🙁。。。。いつか栽培技術の向上だけでなく栽培環境(土壌の豊かさ?など)も評価される時が来るのでしょうか…。