2018/11/21 00:00

こんにちは、清水の朝倉農園です。

今年の台風は大災害を引き起こし、農産物への被害も多くありました。

朝倉農園では眼に余る被害といったものはなく、台風一過にほっとしたものの、山から引いてる水が止まったり、雑木林の大木が倒木したり。

山の水は生活水として使われていたりもしますが、畑に使うために大切な資源です。



収穫の時期に入り、園地を巡って思うのは、それでもやはり台風の影響が色々とあるということ。


みかんの木の枝はしなやかで、風を逃しやすいのですが、普段の風向きと違う台風の風で幹が割れたり、





木が倒れたり、



そして、多くの果実が風で擦れて傷がついてしまったこと。


治る傷であれば良いのですが、枝が刺さった傷など酷いものは徐々に腐敗していきます。


もちろん、みかんの実は袋状の房になっているので、傷んだ部分を除けば美味しくいただけるのですが、出荷はできません。


1つ腐ってしまうと、周りのみかんも腐ってしまう「腐ったみかんの法則」。

(どうもこの諺?は、金八先生というドラマで、生徒が1人ダメになると周囲もダメになるという意味で使われたようですが)


さらに、今年はカメムシも大発生で、外皮に傷をいっぱいつけられてしまい。。。。

先日の「みかん狩り」でも、いつもだったらもっと傷が少ないのにと、気になりました。


来年はどんな気候になるのか?

この自然災害が温暖化の影響だということは誰もが感じているはず。

豊作となった農産物もあれば、ダメージを受けた農産物もあり、この先のことは予測できませんが、今、一人一人が意識して、するべきことをしていくしかないと思うのでした。