2018/12/05 14:12
こんにちは、清水の朝倉農園です。
晩生の青島みかんの収穫が進んでいます。
清水では、12月中旬に解禁になるそうで、みかんに解禁日があるなんて知りませんでした!
解禁日を前に今週の予報では雨の日が多いため、貴重な晴れの日には、いたるところで収穫に勤しむ姿がみられました。
わーい!コースター(「モノラック」と言う運搬用の乗り物)に乗せてもらって山の中腹へ。
朝倉農園でも、親戚の方々に応援に来ていただいて、ちかちゃんの畑の収穫を終え、絶叫園地の高山で今週は作業です。
年配の方々はさすがに収穫なれしていて、すごい速さでみかんを切って行きます。「昔はもっと木も大きくて、みんなんでよじ登って収穫したよ」なんて教えてくれますが、「その上の方、手がとどく?取れるかね?私、取ろうかね」と言って、ヒョイヒョイと登って、サクサク切ってしまいます。
「あんたも来年には、私よりできるよ~」
「いや、無理。。。です」
倒れた大木もひょいっと乗り越えて、みかんを運んでおりました。
さすがに、80歳を越えた方には「腰が痛いから切りにいかないよ」って言われたそうですが、3年前には手伝いに来て下さっていたようです。
今年はどこの農園も人手不足で全般的に収穫が遅れ気味です。海外でよくあるWWOOF ウーフ( World Wide Opportunities on Organic Farms)が日本でも広がると助かるなぁと思うのです。
先代の時代は、それに似た仕組みで、冬場に仕事が閑散期になる農夫など、遠方から手伝いに来てくださった方々を別棟に泊めて短期で作業をお願いしていましたが、今は泊まっていただける場所がなく。。。。
産地ぐるみで、ウーファーのためのゲストハウスを運営していくなど対応していかないと、農業はますます衰退していくしかないと思えてしまいます(バイト代はお支払いできても、宿泊をサポートできないのです)。
朝倉農園はエコファーマー認定園地ですが、WWOOFの定義のOrganic Farmsが清水のみかん畑にもっと増えて、協同できるといいのになと思うのでした。